リトグリ麻珠の離脱に関する雑感

2017年4月16日にリトグリの麻珠の時期未定の活動休止が発表された。

2015年、東京女子流もKさんが卒業するという事件があり、この時はKさんのファンはもちろん、東京女子流ファンも大きく動揺しました。Kさんの当時の年齢は18歳、麻珠と同じ。Kさんは東京女子流の中では歌姫と呼ばれ女子流のヴォーカルの要であった。この点も麻珠ちゃんと似ています。

Kさんが卒業した理由の詳細は明かされていませんが、お年頃の女の子である事、自分が目指す/好きな音楽の方向とグループの方向がずれてきた事、大人になり露出も含めた色気を感じさせる衣装が増えてきた事、等々が混ざり合って悩んだ結果の決断であったようです。(現在は普通の学生として生活しています)

 

麻珠ちゃんの活動休止理由に関するキーワードは「自分のペース」、「音楽の勉強」といったもののようですが、真の理由は測り知ることはできません。

最近のリトグリの活動ペースはすさまじいものがあったと思います。リリースイベントでの移動しかり、春ツアーでの移動しかり。その合間をぬってその他のイベントへの出演等、メンバーが、自分達は毎日歌うだけの機械のようだと感じたとしても不思議ではなかったのではないでしょうか。

音楽の方向性について、麻珠ちゃんがどう感じていたのかは解りませんが、リトグリの楽曲はJPOP、ソウル、ロック、JAZZ等色々なサウンドが織り込まれおり、麻珠ちゃんに何かのジャンルに特別な思い入れがあるのであれば、そのジャンルをもっとしっかりやっていきたいと思ったのかもしれません。

そのうちに2chネタ的にメンバーとの不仲説や恋愛説などが流れる可能性はありますが、これらについては無視(仮に真実だとしても)することに私は決めています。いずれにしても活動休止の真の理由は語られることは無いでしょう。

さて、それでは、麻珠無き後のリトグリはどうするのでしょうか。

東京女子流の場合は辞めたKさんのパートを残りのメンバーに割り振りました。リトグリも麻珠のソロパートは他のメンバーに割り振られることになると思われます。しかし声や歌い方にそれぞれ特徴を持つリトグリメンバーだからこそ、麻珠の声の代わりはおらず結局麻珠節がもう聞けなくなる事になります。寂しい限りです。

東京女子流の場合はもう一つダンスの問題がありました。彼女達はかなり複雑なフォーメーションでダンスをするのでフォーメーションの変更という作業に時間がかかったのではないかと思います。その点リトグリはダンスについてはそれほどの作業にはならないと思われますが、ハモリの再構築が必要となるケースが多くなると想像されます。音の厚みが変わるのはしかたがない事ですが、リトグリの命とも言うべきハモリをどう残ったメンバーでクリアするかは大きな課題になるでしょう。

個人的にはハモリよりもっと大きな問題ではないかと思っている事があります。それは、麻珠がやっていたハイトーンでの声を張ったリフをどうするのか?という問題でです。

麻珠と芹奈はリトグリの中のちびっこNo.1と2ですが、声はでかいしリフは力強くソウルフルです。(私は 好きだ の最後あたりの二人のリフバトルが大好きです)その麻珠のリフを誰にやってもらうかはソロパートの割り振りよりはるかに困難になると思われます。

非難覚悟で言えば、麻珠のリフは芹奈を除いて現時点では誰も出来ないと思います。一方で候補としては、歌の上手さで抜きんでているMANAKAがこれをカバーすることになるのではないでしょうか。(今はまだ麻珠には及ばないが、、)

かれんもいるが、彼女はそもそも声が低いので麻珠的な感じにはならないし、MAYUとあさひではあのリフは無理だと思います。MANAKAの声も勿論麻珠とは違いますが彼女ならそのうちにMANAKA節を確立してくれるのではないかと思っています。

最後に、活動休止した麻珠はこれからどうするのでしょうか。私の知る限り、一旦引いたメンバーが元の鞘に収まった事はありません。つまり、時期をみて正式脱退(卒業)になるのではないでしょうか。

卒業後にソロ歌手デビュー・・これもほぼ難しいと思われます。辞めたいと言って、辞めてソロ歌手になる事に対し、ハイどーぞ・・なんて甘い事を言ってくれる業界ではなさそうです。また、音楽業界はけっこうドロドロしているようで、運営サイドから見ると折角ここまでリトグリに投資して売れてきている所に、冷水を掛けるような行動をしやがって・・・ と映っているかもしれません。

それに、ソロ歌手になって麻珠ちゃんは自分の事をどう紹介するのでしょうか、、イベントに出て司会者から「何故リトグリを辞めてソロ歌手になったんですか?」と尋ねられたらどう答えるのでしょうか、、 リトグリが完全解散でもしなければソロ歌手としてのデビューは無理だと私は思います。

また、麻珠ちゃんはどんなジャンルの歌が歌いたいんでしょうか、、 何でも歌える力は持っているが、単に歌が上手い歌手は大勢いる中で何を個性として前面に打ち出していきプロ歌手として生きていくのかはとても難しいと思います。

こんな風に描くと麻珠ちゃんをディスっているようにみえますが、私はメジャーデビュー前、リリイベ時のお客さんが20人くらいの頃から彼女達をみてきていて、麻珠ちゃんからも、あたしの事を麻珠先輩と呼ぶ変なおじさん・・くらいには認識してもらっています。麻珠ちゃんの笑顔がとっても可愛くリリイベでは芹奈と麻珠には必ず行くくらいの麻珠ファンです。

しかし今回の件のリトグリ(後ろにいる大人や企業を含め)に与えるインパクトはかなり大きいと思いますので、麻珠ちゃんも華やかなスポットライトはもう浴びられないかもしれない・・くらいの覚悟を持って今回の決断をしたものと思います。

残ったリトグリメンバーには引き続き、東京オリンピック、世界ツアーを目指してもらい、麻珠ちゃんにはプロ歌手ではない生き方、もしくは自分の好きな歌をそれを応援してくれるファンに向けて地道に活動するような生き方、、いずれにしても自分が望んだ道を笑って進んで行ってもらいたいと思います。

 

 

リトグリ武道館ライブDVDリリイベ

 

4月5日はリトグリの武道館ライブDVDの発売日です。

発売のリリイベとして前日の4日に渋谷TSUTAYAフラゲ購入者対象のサイン会が開催されました。

相変わらずの人出。

渋谷TSUTAYAの待機場所(行列)は外階段。サイン会場が2階、列は6階までの2列(芹奈列のみ)と言うような状態です。

CDに比べると高価なDVDですが当然のごとく複数枚のファンもいて、いつ果てるともなく列が動いていました。

サイン会の良いところは、話ができる事。みんなネタを考えながら並んでいます。私も芹奈と何話すか考えてその場に臨んだのですが、目が合った瞬間、

 

芹:きゃー元気〜!といきなりのタメ口挨拶が飛んできました。

Yotsukado(以後Y):秦野の次の日からまた入院してたんだよ。

芹:大丈夫…小顔になった?

解説・・2年前に入院した時に20kg以上痩せた。その時の私のビフォーアフターを芹奈は知ってる。その時以来入院→小顔と言う思考回路が出来上がったものと思われる。

Y:おお…少しね。ホント死にかけたんだよ。

解説・・以前書いたPSE手術の原因となった食道静脈瘤の破裂。5〜6人に1人は亡くなる方がいるらしい。

芹:え〜っ  死なんといて、生きて〜!

Y:国際フォーラム行くからね…

芹&Y:バイバイ

サイン会の列が丁度途絶えていたManakaがこの会話を聞いて横で笑っていました。

 

麻珠先輩にもサインをもらいこの日は終了しました。

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車をヒカリエに停めていたので、駐車料金節約の為にココナッツミルクヨーグルトのスイーツをお土産に買って帰りました。

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PSE闘病記 その9 最終回

x+10日  EVL手術から3日目。

状態は昨日と同じ。

微熱37度代と脾臓の鈍痛。

検査結果に問題はなさそうなので、x+12日に退院予定は継続している。

 

自分は花粉症なので微熱はその影響もあるのかもしれない。

 

体力がガタ落ちしている。

歩くスピードも遅い。

歳は取りたくないものである。

体力が戻るかが心配。

 

x+12日 退院。

調子は完全に戻ったとは会えないが、これ以上入院していても、何か特別な治療をするわけだもない。

食が細くなった。腹痛はまだ時々ある。身体はだるい。体力は無い。

しかしまだ家の方が病室よりはマシ。

 

取り敢えずこれで闘病記を一旦終了とします。

PSE闘病記 その8

x+9日 EVL手術から2日経過。

微熱は沈静化の傾向を見せてきた。昨日までは時折38度代が出ていたが、37度代で収まってきている。

 

しかし、脾臓の痛みがなかなか取れない。術後10日なのでまだしょうがないような気もするが、改善が感じられないのがもどかしく、不安点でもある。

姿勢を変えると内臓も動くのか鈍痛が発生する。

食事するとお腹が膨れるので痛みが出る。

耐えられないほどではないがとても嫌な感じ。

いつまで続くのか・・

 

PSE闘病記 その7 EVL

今日はx+8日 EVL手術日です。

いつ呼ばれるかわからないが朝から絶食して待機。

結局17時頃に呼ばれた。

 

内視鏡を口から入れるので、喉の麻酔の後に点滴から意識を朦朧とさせる薬剤を注入。この薬剤は私との相性が良く、注入5秒ほどで眠りに落ちてその後の事は一切覚えていない。

聞くところによると8ヶ所やったそうである。

ストレッチャーに乗り病室へ戻る。

 

後遺症の一つ、発熱。

やはり手術なので熱は出た。37度後半。

痛み。直接的な痛みはさほどでもない。食道が物理的に狭くなっている感覚と軽い鈍痛がある。しかしPSEに比べると痛い内には入らない。

痛みのぶり返しが無くこのまま収束してくれるのを期待。

 

x+9日 EVLの翌日

朝の時点で熱は引かず。そう簡単には引かないのは想定の範囲。

痛みは脾臓関連は変わらず、昨日のEVLに対するものは、痛いというよりは違和感の方が近いような気がする。

点滴で生きているので、体重は減少。腹水も減少してくれていれはありがたいのだが。

午前中に腹部エコー検査で腹水や脾臓の状態を確認。

特段の問題は見つからなかったようだ。腹水も溜まっているとは言えない程度。確かに体重も微減してきている。

しかし微熱が続いている。

夕食から五分粥が開始された。

嚥下時に食道が狭くなったような違和感はある。まぁこれも当然ではあるが。

 

熱の様子を見て週明け退院の方向が決定。

 

PSE闘病記 その6

x+7日 今日は微熱が出て脇腹も少し痛い。体重の極端な増加は無いが本人的には腹水が溜まってきている感じがする。

1週間になるので、点滴の針も差し替えることとなった。

 

医師が来て、明日 x+8日にこれからの食道静脈瘤の発生を予防する為にEVLを行う事を相談して決定。

今日の体調が思わしくないが、腹痛や微熱はいつなくなるかもわからない為、やれるならさっさとやる事にした。

 

EVL手術予定時間は1時間。術後は食道が痛いらしい。しかし上手くいけば術後1週間未満で退院の可能性もあるらしい。

 

EVL手術は内視鏡で食道の壁を吸い込み輪ゴムを掛ける。これを静脈に沿って10ヶ所くらいやるらしい。

静脈は複数本あるので、2ヶ月おきくらいに何回かに分けて実施するらしい。

この第一回目である。

 

副作用としては食道の壁が輪ゴムで縛られる為に壊死して硬くなるので痛みが出る。他には熱くらいらしい。

 

PSEの副作用が完全に無くなってないし、確か手術は左を向いてやるので術後左肩の激痛も予想される。

 

何度やっても手術の前は不安になる。

 

 

PSE闘病記 その5

今回のその5は、x+5日〜x+7日についてリポートします。

 

その4で発生した後遺症のその後。

 

「腹痛」

いろんな刺激で痛みが響いていましたが、時間の経過と共に響かなくなってきました。

しかし変な格好や少し強く押したりするとまだ痛いですね。

 

「発熱」

この間は36度代をキープできました。

x+8日に採血しその結果によって1日二回の抗生剤点滴の継続か終了が決定するようです。

総合病院というやつは、1週間単位での経過観察が主流のようなので、こちらもそのつもりでいないとヤキモキします。

 ハッキリ言うと点滴が嫌いです。

血管が細く、3回に1回くらいは刺す時に失敗するし、、看護師の中には謝らない奴もいますね。

 

「腹水」

この間極端な腹水の増加は見られませんでした。

医師は体重の変化を見て利尿剤の種類や投与方法を決めると言っています。何らかの客観データが欲しいようで、患者の体験や経験に基づく申告では動かないようです。

治療が対処療法なので、腹水も実際に起こって患者が苦しくならないと何もしない。という日本の医療の姿勢をみたような気がします。

 

「首筋痛」

 おかげさまでこちらもだいぶ緩和してきました。

痛み止めの薬の服用も痛くなさそうだったら患者の判断で止めてよいか?…と医師に投げかけたが、数日分処方されたものは飲み切って欲しいと反対された。

飲み切ろうが止めようが、痛み止めは首筋痛の根本原因を取り除くものではないが、腹痛等の他の症状がある中で、止めて少しでも痛い思いをする可能性を敢えて高める必要も無いのでは…

という医師の説明には納得出来る部分もあったので飲み切ることにした。

痛みは、モーラステープという貼り薬と横向き寝を極力しないとタオルを枕にして首筋に当てるだけにして頭の高さを抑える…この三点…別に医師からアドバイスされたものでは無い…実際にはこの三点で少しづつ引いてきた。

横向き寝が常だったので横向き寝をしないというのが辛い。