攻殻機動隊 ネタばれ有るかも、、

今日は攻殻機動隊を観て来た。言わずと知れたアニメの実写版。映像化が難しいと言われていたが、昨今のCG技術で街や高層ビルの景色は、ブレードランナー的、、いやもっと電脳臭く描かれていた。

トーリーはハッカーを追っていく過程で、草薙素子の素性が徐々に解ってくるという背骨にアクションや心象風景、公安9課の仲間との絆というような肉が付いていた。

ビートたけし扮する公安9課のボス。アニメでは冴えない風貌で飄々とした感じだったと思うが、映画では鬼の9課長的に描かれていた。なんと所持する拳銃は多分マグナム。敵を射殺した後に、リボルバーから薬莢を落とす所なんか次元大介かと思った。

少佐を演じたスカーレットヨハンソン。アップのシーンも多く、よくよく見ると可愛い。乗っていたバイクにはHONDAのロゴが、、

接待用の芸者ロボットがちょっとキモイ。特に改良されたやつは、蜘蛛女みたいだった。

草薙素子の母親役でももいかおりが出演。英語の台詞を上手にこなしももいワールドの芝居をしていました。

 

ネタバレ・・・

実は電脳シティからドロップアウトしていた草薙素子とその仲間達は、脳以外を機械の身体にする実験台として捉えられ、98人の失敗の末草薙素子が少佐として生れた。その時に草薙素子の当初持っていた記憶は、自分は難民でテロに難民ボートが襲われ両親はその時に死んだと書き換えられた。そして草薙素子は公安9課に配属され「戦士ミラ」として生まれ変わった。

この素子の元恋人も一緒に捉えられ実験台にされたが生き延びて復讐鬼となり、公安9課と対決することとなった。しかし、このような人体実験が行われたという事実が公安9課の荒巻(たけし)が知るところとなり、公安9課と人体実験を行ったハンカ社のカッターとの戦いとなり、最後は荒巻がカッターを草薙素子の同意の下で射殺。素子の元恋人はこの戦いの中でカッターに殺されてしまった。

あの戦いから1年、、ミラは草薙素子の墓に参り母に「もう来ない」と告げ、母も「解ってる」と返し母と別れ、公安9課の仕事に戻った。

超簡単なネタバレでした。

アニメのインパクトが強く実写版ではどうなる事かと思いましたが、アニメをそれほど詳しくなくても知っている人なら、士郎正宗の世界観が楽しめるものになっていると思う。 一般うけはしないかな・・