Operation Moving-to-Hakata 課題解決

博多に戻る為の以下3課題の解決に取り組み始めました。

 

1)子供(大学生)のアパート探し

2017年9月時点で息子は大学1年生、3年になると横浜から都内のキャンパスに変わることを前提に子供の意見を聞きながら探し始めました。

一言・・東横線沿線は高い、学校の近くは特に足元を見られていてまたまた高い。

キャンパスのある駅の隣の駅で、徒歩4分くらいの耐震構造なんて何の話・・?という程古い一軒家の1Fに決まりました。(男なんで防犯的には緩めで良かったので助かった)

風呂トイレ別、1Kタイプ(以前の2間を抜いて1部屋にした感じなんで10畳くらいある)家賃は7万円・・正直これで7万円するのかというのが感想でした。

部屋探しの時に解った事ですが、横浜市ハザードマップで色を塗られている所がすごく多い。子供のアパートは川崎市川崎市になると一挙に少なくなります。横浜市にアパートを探そうと考えていらっしゃる方は一度ハザードマップをチェックしてみてください。

www.city.yokohama.lg.jp

一人住まいに憧れていた息子はそんな超古い一軒家でも嬉々として11月に引っ越して行きました。

 

2)帰るマンション(福岡)の賃借人に退去してもらう交渉

これはかなりやっかいでした。実質半年かかりました。

ご存知の通り賃貸には大きく2種類あって、「定期借家」と「定期借家ではない」の2通りです。定期借家は通常2~3年の有期で、契約満了時期の数ヶ月前に契約満了時点で賃貸契約を終了する旨を賃借人に通知して契約を終了できます。(もちろん双方合意すれば再契約も可能)賃借人は通知を受けると契約満了時には退去していなければなりません。逆に契約期間内に賃借人に出て行ってもらう事はできません。

この定期借家が付いていない場合でも、「契約期間2年で更新有り」という賃貸契約が多く存在します。この場合賃借人の権利が賃貸人より強く、特段の事情が無い限り法的に争ってもオーナーは勝てないケースが多いようです。「店子=立場が弱い」という概念に立脚しています。オーナーが不利なように見えますが、2年で退去しなければならない事が解っている定期借家の契約よりは、縛りの無い契約の方が賃借人の募集には有利です。

私は定期借家を付けずに賃貸していました。もちろん立地や間取りの要素もありますが、20年位貸していて空家だったのは合計しても6~7か月くらいでした。

さて、このように定期借家を付けていない契約でしたが、賃借人が法人(誰もが知っている大手企業)だった事もあり粘り強く交渉し、お互い歩み寄りが出来たので退去してもらうことが出来ました。

※交渉、、歩み寄り、、まぁ退去に当たってどのくらいの金銭の補償をするかという事ですが。

金銭交渉のみにポイントを絞り込めた事(対個人の場合は、感情が入りこじれるケースが多いと聞きます)が交渉がまとまった最大の要因だったと思われます。

自宅マンションを貸そうと考えている方は可能であれば、法人にのみ貸すという方が何かあった時には交渉しやすいと思います。

 

3)山のようにある「物」の断捨離

子供が2歳の時に福岡からさいたま市に移ってから18年強、子供のの物を中心に物は増加の一途とたどり、部屋によっては足の踏み場もなくなっていました。これを断捨離して絞込み福岡に持っていかなければなりません。(減らさないと間取りも違うのでそもそも入らないし、減らすと引っ越し代も安くなる可能性がある)

ご存知引越のピークは3月、4月。私はそれがひと段落付いた5月の連休明けに引っ越ししました。数社から見積もりを取り、今回はコスト重視で業者さんを選定しました。

見積りをしてもらいましたが、車を除き最高は100万円、最低は50万円でした。(荷造りも全部してくれるおまかせパックではありません)なんでこんなに差が有るのか理解できませんでしたが、それぞれの企業に事情があるようで、支店ベースで予算管理をしている場合は、売上が足らない場合はなんとしても取りたいと考えるでしょうし、一元的に管理されている場合は、単純に荷物の量とか距離(トラックの大きさと作業員の数)で決めているような感じでした。(真偽のほどは不明)

不用品の廃棄もマンション内に廃棄できる物とそうでない大型のタンス等は業者処分にしなければなりません。この廃棄処分費用も見積りには含まれています。私の住んでいたさいたま市のマンションは大型高層マンションでマンション内にゴミ置き場があり、24時間、365日どんな種類のゴミでも捨てられましたのでその点は楽でした。

CDや本は2足3文でしたが宅配引き取りで業者に売り、服も半分にする勢いで捨てました。子供のベッド、タンス、サイドボード、食器棚等家具も廃棄にしました。

毎日少しづつやっても、やっても、やってもなかなか減らない、床面が見えてこない日々が続き途中で何度か嫌になりました。

この断捨離は福岡のマンションの賃借人が出ていく事が確定してからでないと出来ないものも多くあったので、2018年の春は忙しかったですね。

 

スポット支出でお金はかかったものの無事3課題をクリアすることができました。

 

そうそう、車をどうするか・・ 業者に運んでもらうのかどうか・・

引越屋さんに尋ねると、車の陸送屋さんの空きスペースを探してそこに乗せて運ぶということでした。(なるほど感有り)割安感はあるのですが陸送屋さんの都合に合わせなければならず、福岡で直ぐに車が使えないケースがあるので、私がかみさんに以下を提案しました。

博多まで運転して帰ろう。連続して運転するのは不可能なので途中で3~4泊して観光しながらぼちぼち帰ってはどうだろうか。コスト的には旅行の部分が高くなるんですが子育てに追われたここ20年だったので「二人で行くのも悪くないね」という事で話がまとまりました。

Operation Moving-to-Hakata の次なるステージは、引越(さいたまから荷物の搬出)から東京~博多車の旅にかけての動きを時間軸と共に振り返ってみたいと思います。