就職は3秒で決まる。面接官が採用する3秒ルールとは・・・

我が息子も大学3年生になり、この夏頃から「就活」、「ES」、「インターンシップ」等というワードが家族Line上に出始めました。親バカ父さんとしては昨今の就活はどうなっているのか・・を調べずにはおられず、さっそく福岡市総合図書館に行き、ある本を見つけました。それは、

「就職は3秒で決まる。面接官が採用する3秒ルールとは」荒木亨二(著)主婦の友社 2012/10/13出版

ちょっと古い本ですが世間でよく耳にする就活ノウハウとはちょっと違う視点で書かれており面白かったので中身(要約)を紹介します。

 

面接官(人事部)はプロ。

面接時には学生が持つオーラを感じられたら合格。

このオーラというやつを、就活時期になってあわてて鍛えるというのは無理。今更どうしようもないし、そもそも面接官によりオーラを感じたり感じなかったりするし対策の打ちようが無い。

しかし面接のプロは第一印象(3秒間)でそのオーラを感じる時があるそうで、感じた時はその感じたオーラが正しいかどうかを見極める為の質問で面接を進めるそうです。

具体的には、面接官は学生の目を見るそうで、時として目の奥に潜む「何か」を見つけることがあるそうです。・・・深いし怖いですね。

学生は名優ではありませんし、第一印象の3秒間で目を演じることもできないので、対策としては、「何も考えずに面接官の目を見る」 しかないようです。

 

面接時のNG集としては、、、

・笑顔を作らない。 相手が警戒する場合がある。

ビジネスの世界では初対面の名刺交換の時などはちょっと緊張して表情は硬いのが普通なので、笑っていると面接官にとっては異質に思えるらしいです。

・体育会系のノリはウザいと思われる。

ハキハキもあるレベルを超えると白けるそうです。

従って、面接室に入る時は、相手は目を見てオーラを感じ取ろうとしているが、こちら(学生)は普通に「失礼します。よろしくお願いします。」とはっきりと言えばよいらしいです。

 

著者は定番のリクールトスーツ姿(兵隊になぞらえていました)には否定的です。

学生はあまり目立ち過ぎると良くないという世間一般論でリクルートスーツを着るのでしょうが、世界の激しい変化に対してチャレンジをしていく学生が欲しい企業が、没個性的な服装の学生で満足するはずはない。とうのが持論のようです。

また、面接にドレスコードを付していないのであれば、自分に一番似合う服(ジーパンにTシャツでも可)がベストであるとも言っていました。

まぁ確かに正論ではありますが、他人と異なる格好をしていると、何故その恰好なのかと突っ込まれ、その突っ込みに上手く返せないとマイナスになるという心配がありますので、現実には学生にとっては難しいと思いますね。逆に言えば面接官は服には目が行ってないので中身勝負で頑張るという戦略が無難かもしれません。

 

1次面接(若手社員担当)については、著者はこう語っています。

この面接の目的は、「面接のプロではない若手から見てNGの学生をふるいにかけること」なので、対策としては「できる」をアピールする必要はない。(出来る奴を探す面接ではなくダメそうな学生を落とす面接だから)

従って、面接に際しては先輩とちょっとオフィシャルにおしゃべりするイメージで臨み、相手の目をしっかり見ながら話せばOKだそうです。

 

2次面接以降(人事担当)、からは「できる学生を見つける」が目的になる。

人事が関心を持った学生には、「未来」、「特別」がキーワードになっている質問や対応をしてくるそうです。例えば、「この会社で何をしたいですか?」や「希望の部署はありますか?」なんて質問は入社後(未来)の事。

「最初の1年間は全員現場なんだけど大丈夫?」とか「他にどんな会社受けてるの?」とかも未来で且つ具体性が増しているので、その分人事の関心度も高い質問と言えるそうです。

また、関心の高い学生の面接に、面接にマーケティング部の管理職を同席させたりするといった特別な対応があったりするそうです。

このような面接の対策は、「普段(日常)考えていることを普通に話す」しかないと著者は言っていました。

例えばアルバイトだと、何故そのアルバイトをしているのか。(他のバイトではなくそのバイトなのか)、そのバイトをやってみて解ったことや感じたこと。 勉強で言えば、何故勉強するのか、大学生にとって勉強(ゼミ)とは何か、等々についてちゃんと考えた上での行動かどうか。人事はこの考えを聞くことでその学生が優秀か将来性があるかを判断しようとしており、特別な経験が無くても普段よく考えて行動していれば、普通の事でも十分に面接ネタになるようです。

 

就活NG集みたいな章もありました。

・業界研究はするな。 

過激ですねこの発言。企業研究にのめりこむと受験勉強みたいになり、結局面接想定問答集に行きつく。そんな研究結果を面接官は聞きたい訳ではない。

HP等に記載されている程度の大枠が理解できていれば十分かもしれませんね。そもそも細かい内情なんか外には出てきませんので。

・仕事研究をするなら実際にその仕事をしている人に会え。

業界が違う営業の複数の人に営業職について聞いてみるとかは、営業職の何たるかを垣間見ることができそうです。現実的な話を聞くのは確かに有効ですね。

・経済を知るには全国紙の読み比べ。

同じテーマの記事を数紙で読み比べる(著者はこれを定点観測と呼んでいました) 少なくとも半年は継続するように。 新聞の別の記事に目が止まり、見識が広がり自分の関心のある業界や職業が見えてくる場合があるそうです。確かに! 

更にその業界や企業について気付いた点、こうしたら・ああしたらいいんじゃないか等をレポートにまとめる作業をおこなうと文書力もつくし、自分の関心事が文字になるのでよりはっきりする可能性が高いとも言っています。(著者は自論レポートと呼んでいます)

・親からはアドバイスをもらわない。 

親は子供を守るという思考が働くので、安全策を取りがち。それは必ずしも今の時代に合っているかどうか解らないし、子供の可能性を伸ばすものとも限らないからだそうです。

耳が痛い・・・ でも親ですから色々と自分の息子には口出ししますけどね。笑

同様に少し上の先輩や友人、就職課のスタッフのアドバイスも聞いてはいけないそうです。親より子供の事を考えているはずもないので、そんな人のアドバイスは無意味ということでした。 まぁ自分でよく考えて結論を出し、入社後にそれが間違いだと気づいたら、さっさと軌道修正すればいいじゃないか。というのが著者の基本スタンスのようです。

・第一志望の会社を決めてはいけない。 

第一希望の会社に入れる確率は低く(ある意味大学入試より難しい。なにせ相手がオーラなんてよく解らない基準で計ろうとしているので、受験のように単語を100個より200個覚えた方が合格確率が上がるというものではない)、入れなかった時のダメージやもし運よく入れても現実とのギャップに悩む結果となる可能性が高くなるからだそうです。確かにそういう一面はあるかもですね。

・大企業がダメなら中小企業という考えは捨てる。 

中小企業は大企業選びの時のような基準が通用しないので、戦略や会社選びの自身の基準の変更を余儀なくされるので、大企業がダメだったから、そのまま中小企業の面接に臨んでも良い結果が得られるとは限らないとのことでした。

・ESを書くのに情熱は不要。

良いESとは要点が簡潔に書かれているもので、見た目的には余白が2~3割あった方が良いし、文章のプロットは小学生でもわかるようなシンプルなものが良いそうです。確かにビジネス文書では結論が1番で、説明は箇条書きでも良いくらいのシンプルなものですからね。 大企業の場合、担当者はESを山のように見ているので、小さな字で思いが沢山綴られたESや汚いESは見たくないのが企業の本音。沢山書けば目に止まる訳ではないということですね。

・志望動機は手抜きしろ。

ESを2~3枚しか出さないのであれば、その会社毎に志望動機が書けるので話は異なるが、何十通も出すならその会社毎に志望動機を考えるのははっきり言えば無理。仮に書けたとしても内容が陳腐なものになる可能性が高い。ならば志望動機に情熱をそそぐのではなく、志望動機は企業のHPを参考にそれらしくまとめるので十分。もし情熱をかけるのであれば自己PR。これは全企業向けESで使い回しするので、ここにその情熱を注ぎなさいとのことでした。

インターンシップに参加するなら目的意識を持て。 

企業がインターンシップを行う目的は2つ。①青田買い ②タダ働き と著者は明確に切り捨てています。②のタダ働きはともかくとして、①の青田買い対策として次のように言っています。

キーコンセプトは「いかに群れから抜け出せるか」みんなと同じような行動を取っていても会社側は振り向いてくれない。そして、社員は学生を見下している。これを変えるような大胆な行動を取るか、群れの空気を支配するような立場になれるかである。と著者は断じています。

この本の冒頭は就職特別扱校として10の大学が挙げられていますし、大学フィルターは確かに存在します。自分の現状を考えてインターンシップでの行動を戦略として実行しない参加する意味が無いと著者は言いたいのではないでしょうか。

 

何の為に働くのか? 自分の適職は何か? 何がしたいのか?

これらはなかなか難しい命題です。しかしここで堂々巡りして時間を費やしてはいられないので著者はライフスタイルからのアプローチを提案しています。

まず働く目的をシンプルに次の3項目に分けます。

①お金:どんな生活をしたいのか 

②時間:忙しく過ごしたいのか 

③やりがい:働くことで得られる感動や達成感が欲しいのか 

(もちろん3択ではなくても、項目別にウェイトを掛けてもいいかもしれませんね)

そして、横軸に②の時間、縦軸に①のお金を取り、業界や企業をプロットしてみます。

 

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どんな仕事がしたいのか

例えば、テレビ局は忙しい(労働時間が多い)が給料が良い。金融はそれに比べると忙しくないがやや給料は少ない・・・(実際のところは自分で調べましょうね)

もし、学生が武蔵小杉の高層マンションに住んで夫婦で海外旅行に1年に1回は行きたいと考えるのであれば、給料が高い業界や企業を選ぶべきで、その時は普段の忙しさには少々目をつぶらないといけないかもしれませんね。

所詮どんな一流企業に入っても、配属は会社任せで与えられる仕事も何か解らないし、それが自分に合っているかはやってみないと解らないし・・・ そんな解らない事をアレコレ思い悩んでもしかたがないので、ライフスタイルという切り口で若い時に金、時間、やりがいのどれに軸を置くかで業界や会社を選んでも良いのではないかという著者の提言ですね。これはこれで「有り」かと思います。

③のやりがい は会社に入って働いてみないと解らないので、その優先順位を上げて業界や企業を選ぶと、入る前と後とのギャップが発生し、「なんか違う」というと感じやすい。所詮やりがいなんてものは、やってみた後に出るものなので会社に入る前(何をするかも解らない時期)に「御社の〇〇事業は社会貢献度も高くやりがいがあると思います」なんて言っても面接官も「そうですね」と単純には同意できないかもしれませんね。

面接のアピールポイントとして著者は、「学生団体の副会長という話は不要」と断言しています。

サークルだと何をやっているのかある程度サークルの名称でイメージが付くが、学生団体の場合いくら説明されても面接官が解らなければ何も響かないので、そんな団体の副会長だったという学生の話には興味を示さないそうです。それにやたらビジネス用語を使う学生もNGだそうです。サークル等でビジネスの真似事をしていたとしか思ってもらえてないのが実情(確かに本当のビジネスの場は就職してからなので、それを知る担当者に向かって片仮名ビジネス用語を多用して話しても受けないでしょうね)

 

著者はグループディスカッションについてもこのように書いています。

会社がグループディスカッションで見ようとしている点は、

①コミュニケーション力(相手の言う事を理解する力+自分の意見を言う伝達力)。

学生はコミュニケーション力=伝達力としかとらえていない人が多くいるので、まずは理解力がポイントだと指摘しています。次に、

②プレゼンテーション力。これは話力だけではなく、聞いている人の様子を見ているか(気配り力)、相手の意見を受入れているか(聞く力)、ボディランゲージやアイコンタクト等もチェックしているそうです。最期3番目として

③判断力だそうです。A案かB案か・・自分の意見を決定しそれを明確に表し、AもBもダメだと思ったら代案を出すというのが判断力だと言っています。

また、ディスカッションにおける学生の一般的な特徴、「批判せず」、「自己主張を控え」、「面接官の目を気にする」という態度は論外だとも言っています。

ディスカッション=討論なので、的外れな意見やチープな意見に対しては遠慮なく批判しても問題なく、自己主張をしないのであればそこに居る意味が無く、討論は面接官の目を気にする場では無いと明言しています。

目立つ事=NG(美徳ではない)という日本的感覚では世界では戦えないということですね。

適当に意見を言いつつ参加者の意見を上手くまとめて存在感を示そうという学生の魂胆は、面接官はお見通しだそうです。

まぁこれもその会社にそんな学生を受け入れる土壌が無ければ、そんな学生は和を乱すという理由で落とされる可能性もあるかもしれませんね。しかし、自分が思ったことを堂々と主張することは、その責任も自分で取るという事なので非常に大切なことですね。これからはそんな人が引っ張っていく人材なのかもしれません。

 

面接の心構えとしては、、、

①面接では自分らしさを出しなさい・・これには気を付けよう。

自分らしさ=素の自分と捉えてしまい面接でしゃべりまくっても、面接官は右から左。

②面接は売込の場ではない。

では面接とは何の場か? 「面接官に聞かれたことに答える場」であると著者は言っています。聞かれてもないことをペラペラしゃべるのはNGですね。

例えば、、、

面接官:「あなたの好きな花は何ですか?」

学生:「私が好きなのはバラです。何故ならば、トゲと美しい花が同居して・・・」

この場合の学生の答えは「☓」です。理由は尋ねられていません。

このように聞かれていないことを良かれと思いペラペラしゃべると面接はNGだそうです。

それに、面接時の質問に対する答えに、良い答え/悪い答え、正しい答え/間違った答え、模範解答なんか無いとも言っています。面接官は、学生とのやり取りから別の何か(面接官のその時の目的により異なる)をつかもうとしているだけなので、学生は日頃考えていること以外は作り話になるのでそれを質問の答えとしてシンプルに話すのが成功法だそうです。

 

本の終わりに面接直前に唱えるとよい3呪文が書かれていました。

①面接官に好かれようとしない。

そんな事しても好きになってはもらえない。相手は仕事してるだけ。

②面接官は偉い人ではない。 

その人が偉い訳ではない、その人の立場が偉いだけである。

③面接官は正しい人ではない。 

その人が正しいかどうかは解らない。面接官の判断はその時のその会社にとって正しいだけ。

 

注意:

・本の内容を自己流にアレンジして記載している所があります。

・加えて私の意見を書いているところもあります。

・私の解釈が間違っている可能性もあります。

・本ではもっと色々な事が書かれていますので興味がある方は実際の本で確認されることをお勧めします。

 

さて我が息子はどんな就活をし、どんな会社に入るのか楽しみです。

こんな長いブログをお読み頂きありがとうございました。

 

就職は3秒で決まる。―面接官が採用する「3秒ルール」とは?

就職は3秒で決まる。―面接官が採用する「3秒ルール」とは?

 

 

 

 

Operation Moving-to-Hakata 20180531 旅行最終日

遂にさいたま市から福岡市への車移動最終日がやってきました。

今日の予定は宮島観光の後一路福岡へ向かうというものです。

広島での宿泊地グランドプリンスホテル広島はベイエリアにありホテルの前から宮島行の船が出ています。事前にホテルで予約が取れるので安心。

こんな船がホテルに寄って宮島へ直行です。乗船時間と料金は、26分で1850円だったかな・・。

こんな船が宮島に連れて行ってくれます。

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いざ宮島へ出発!

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宮島港に到着後は、人並みに乗って厳島神社へ向かいます。

おっっ ここにも鹿がいるのか・・・

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奈良の鹿よりおとなしそうな感じでしたが、観光客のズボンの後ろポケットの案内パンフレットを食べようとする奴もいました。

こいつは食道に入りたそうでした。

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厳島神社へは海岸沿いの道と参道と2ルートあります。両方はすぐ近く。

海岸沿いを進むと有名なこれが見えてきます。フォトスポットなのでカメラ小僧が大勢いました。鹿も人目当てに集まってきていました。

ここを右手にみながら厳島神社の入場ゲートに進みます。

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ドローンでもあれば全景が撮れたんでしょうが・・・

写真左側から入場します。この日は結婚式があり中央で写真撮影が行われていました。

ぐるっと回って・・・・昼食タイム! 超有名なあなごめしを食べに行きました。

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ふじたやさんのあなご飯2500円。平日にもかかわらず観光客で一杯。

この店のおばあちゃん、、、多分名物おばあちゃん(先代のおかみかな)がどこから来たのかと何度も・・んっ・・聞いてくれて表までお見送りしてくれました。

 

厳島神社を後に船でグランドプリンスホテルに戻り、いざ福岡に向けて出発です。

・・・・中国自動車道・・・

・・・・運転飽きた・・・・

・・・・眠いぞ・・・・・・

なんてブツブツ言ってるうちに山口県下関が近づいてきました。これで関門大橋を渡れば福岡県です。関門大橋を渡った直ぐのパーキングで休憩。

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(手前が九州)

ぶーちゃんも感慨に浸っております。

ここから福岡市までは約80km、1時間ほどで到着です。

九州縦貫道から福岡都市高速と乗り継ぎ、百道浜ランプで下車。

今日の晩飯を百道のボンラパス(スーパー)で買う事にしました。

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ボンラパスの屋上Pからヤフオクドーム方面を眺める。

あ~~帰ってきたんだな~~

 

全行程、約1700km。途中4泊したとは言えよくまぁ一人で運転したもんだ。

明日からは家の片付け、不足している家具等の買い物、転入手続等々忙しい日々が待っていることでしょう。

 

これで Operation Moving-to-Hakata (博多移動作戦)の終了です。

 

Operation Moving-to-Hakata 20180530 しまなみ海道、広島

5/30朝に道後温泉を出発し、しまなみ海道を通り今日の目的地広島へ。

今治市から大島へ来島海峡大橋を渡ります。(あまり良い写真が無いのでネットで拾った写真を使っています。)

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大島(今治市)で村上水軍博物館を見学。

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大きな勢力の間で一族が分裂しながらも生き残ってきた、その力強さには感服。

次に渡るのは 伯方・大島大橋

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伯方の塩

続いて渡るのは大三島橋本州四国連絡橋の中で最初の橋として着工されたアーチ橋です。優雅ですね。

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ここでお腹が空いたので、大三島にある海鮮丼で超有名な食堂、大漁さんに行きました。

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14時頃だったのですが6~7名並んでいました。そして海鮮丼を食しました。

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手前は海鮮丼(¥780)で右上が海鮮丼全部のせ(¥1480)です。凄い量でした。

お腹も一杯になり、広島に向けてスタートです。

次に渡ったのは愛媛と広島の県境にかかる多々羅大橋です。渡ると生口島

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橋の近くのPAにあった。画伯の字は割と細めなんですね。

生口島を過ぎると生口大橋です。

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生口は「いくち」と読むそうです。この島は神の島と言われているそうなので車中から2礼2拍手して通り過ぎました。

生口橋因島に渡り因島を通り過ぎると、向島につながる因島大橋となります。

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因島大橋を渡り向島を過ぎるといよいよ本州は広島県尾道市につながる新尾道大橋尾道大橋の親子橋です。

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(橋の画像は拾い画像なので撮影時間もバラバラです)

尾道から一路広島へ。今日のお宿は広島グランドプリンスホテル。これまた大きなホテルですがオフシーズンなのか修学旅行生(小学生と高校生)が宿泊していました。

とても安くツインルームで二人で8000円弱でなんと夕食バイキング付きでした。

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ちょっと時間があったので原爆資料館を見学してシャワーを浴びて今日の予定は終了です。明日は宮島によっていよいよ博多まで、、、オペレーションの最終日です。

 

Operation Moving-to-Hakata 20180529 四万十川 足摺岬 道後温泉

さて、オペレーションも後半に入ってきました。今日は高知を出発して四万十川足摺岬によって宿泊地である道後温泉まで行く予定です。天気はあいにくの

「雨」

まずは清流四万十川へ。

 

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佐田の沈下橋。 手すりもない所になんと車が通る。

雨なので水量が増えて川の水も濁っていました。残念。

 

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新緑の季節や紅葉の季節の晴れた日は最高なんでしょうね。

 

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岩間の沈下橋。先に起こった水害で橋が一部崩落しています。

何故沈下橋(水嵩が増えると橋自体が水面下に沈む橋)が四万十川には多いんでしょうか。

台風が多いこの地区は水害も多い為に河川の水量が増加しても流木などがひっかからないように手すりも無く、あえて橋が水面下になるような橋が作られたようです。

詳しくはコチラ。

www.shimanto.or.jp

 

四万十川を後に、雨の中足摺岬へ向かいました。

最初に迎えてくれたのはジョン万次郎さんです。

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足摺岬に降りていく所にある公園のような場所に立っています。

ここから降りていくのですが、木が生い茂った中の小道を10分弱で見通しのきく所に出ます。

雨と風が強くなってきました。

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灯台の方へ行く気力と体力が無くなりここから眺めて足摺岬は終了としました。

足摺から道後温泉までは国道とは言え完全な山道。結構時間がかかりました。

夕方道後温泉に到着。道が細く解り難くホテルを探すのに1時間近くかかりました。

荷物を置いてあの有名な道後温泉本館へ。(ここっていわゆるお風呂屋さんで旅館じゃないんですね。初めて知りました。)

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すっかり暗くなってしまい。お腹が空いたので鯛茶漬け(宇和島ver.)をいただきました。

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博多引越作戦も残り明日と明後日の2日を残すのみとなりました。温泉に入って寝ることとします。

Operation Moving-to-Hakata 20180528 鳴門、高知

2018年5月28日、宿泊先の六甲アイランドから四国に向けて出発です。今日の予定は神戸・鳴門ルートを通って四国高知を目指すものです。

渋滞も無く無事に大鳴門橋に到着。淡路島って結構走り甲斐があった。大きな島だということを実感しました。

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大鳴門橋には工事用に作られた部分を人が歩いて眼下に渦潮を見る事ができる遊歩道、渦の道というのがあります。(もちろん有料)

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手前側が四国で、手前から一つ目の橋げたの途中まで見えませんが橋の下に遊歩道があります。

 

渦潮がよく見える時間は事前にネットで調べてその時間めがけて行くと迫力の渦潮をみることができます。こんな感じ・・・

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歩道の所々がガラスになっていて下が見えるというもの。高い所が苦手な私は遠目に覗き込むのがやっとでした。

海底の地形が複雑なので複雑な渦が観られます。もっと間近で見たい人は遊覧船も出ています。

 

大鳴門橋を後にしていざ高知へ。

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なかなかの山道。

夕方早目に到着して軽く市内観光。まずは坂本竜馬が愛したという桂浜へ。

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駐車場から5分くらい上った所に坂本さんが立っています。坂本さんが立つ小高い丘を海側に下ると桂浜。浜自体はそれほど大きくありません。平日だったので人も少なくゆっくり写真も撮れました。

次はやっぱりはりまや橋でしょ。橋がとても小さいことは知っていましたが、実物を見て本当に小さくてびっくりです。

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橋は完全に観光用です。(無くても生活には困らない。観光業の方は困るが、、)

坊さんかんざし買うを見た・・・

このよさこい節は、江戸末期(安政)に起きた、竹林寺のお坊さん(純信)と美しい娘(お馬)の道ならぬ恋物語が元となり、幕末の志士達が故郷を思い出す為に口ずさんでいたと言われています。

煩悩はなかなか捨てきれないものなんですね。

 

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路面電車が走っています。なんだか懐かしい。博多の街にも大昔(40年以上前)には路面電車が走っていました。

さて晩御飯は・・・やっぱり鰹のたたきを食べねば。

有名なひろめ市場の明神丸さんで塩たたきをいただきました。

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このひろめ市場の雰囲気はなかなか良いものですね。地元の方もワイワイやっています。

お腹一杯になってホテルに戻りシャワーを浴びて・・・Good Nightでした。

 

Operation Moving-to-Hakata 20180527

東京女子流の新定期Liveの翌日の日曜日(5/27)朝08:00宿泊先の蒲田のホテルを出発し博多に向かいました。

最初の目的地はUSJでプロジェクトマッピングのパレードを見ることです。

大阪までの経路は新東名にしました。理由は「走ったことがない」と知人から「道が新しくカーブも少ないし交通量も東名より少ない」という話を聞いていましたので迷わず新東名をチョイスしました。

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どこだったか忘れた・・・確か駿河湾が望めるPA。

そのPAのトイレがハイテク。こんなの初めて見た。

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無事にパレードの2時間前にUSJに到着。

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おおっ・・これはリトグリのMVに使われたDINERではありませんか・・

 

暗いので解り難いかもしれませんが、少しだけお見せしましょう。

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建物にプロジェクションマッピング、その前をコースターが通ります。

 

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パレードを見終わったら、さすがに疲れたのでさっさと帰路に。

USJの駐車場がなにせ遠い。本当に遠い。シャトルバスでも出してほしいくらい遠い。

 

今日のお宿は六甲アイランドにあるホテルプラザ神戸。高級そうに見えますが日曜日の夜宿泊客がいないのか、、そもそも利用客がいないのか、、とても安く宿泊できました。

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翌日は四国へ渡る予定なので場所もOKなんですが、コンビニは遠いし夜はな~んも無い所ですな六甲アイランドとは。

それでは Have a good night !

 

ISLA DE SALSA 2018 at 能古島キャンプ場

22回目の福岡のサルサイベント Isla de Salsaは2018年9月2日に能古島キャンプ場で開催されました。(能古島は、のこのしま・・と読みます)

20年くらい前に福岡を離れ埼玉に引越しましたのでこんなイベントが福岡にあったとは全く知らなかったです。

サルサということで「行かねば」・・・家内と二人で屋外イベントデビューしました。

能古渡船場までどう行くか。バスが一般的なんですが、帰り疲れている(もう若くない)ことも想定すると車かな・・ 能古渡船場パーキングは1回500円なのでここをターゲットにしました。

満車前に行かなければ・・イベントの開場は11時、開演は12時半・・能古島へ渡る船は1時間に1本・・早くに着いてもなぁ・・ 

船は・・・09:15、10:15、11:15、12:15・・・(2018年9月2日現在)とある。加えて初参戦なので会場に椅子がどのくらいあるのかという情報がネットで調べても見つからないこともあって、10:15の船に乗る事にしました。

10時頃に能古渡船場パーキングに到着。がらがらでしたが、船を待つお客さんは結構大勢いらっしゃいました。(海水浴客もいるので)

帰りの船のチケットを持っていると必ず乗船させてくれるとのことなので往復を購入。いざ能古島へ出発。(私個人的には50年振りくらい・・笑)

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10分で到着、当日は船着き場から会場までの無料シャトルバスが運行されていましたのでそれを利用。山道を走ること10分会場近くに到着しました。

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急な坂の上にバスが到着して坂を下った所に入場Gateがあります。ここで開場時間まで15分くらい待ち会場内へ。まずは場所取り。

さすがにこの時間だと関係者が多く一般客は少ないので椅子があるエリアはどこでも取れましたが結局テント下を確保。直射日光や西日を避けることができました。

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次の船までは椅子席が問題無く確保できたように思います。

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会場に貼ってあったタイテ

いよいよ始まりました。まず最初は福岡市立博多工業高校音楽部の登場です。

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青いTシャツの方はどうも先生らしい・・・その左後ろでカウベルを叩いている男の子はなかなかラティーノだった。ライトグリーンのTシャツの女子はやや萌声でサルサ系の楽曲にはもうひとつ合わない感じだが、多分自分で作詞作曲して歌うMIWAさんのような感じを進みそうな予感。

 

続いては名古屋を中心に活動しているという TACHI BAND

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(残念ながら女性は来福していない)

右側の我が家杉山似の男性がヴォーカル。音楽ジャンル的にはラテン専門ではなく幅広く活動されているようだ。色んなジャンルの曲を熱唱してくれました。

アーティストとアーティストの合間(ステージチェンジ)の時はダンスパフォーマンスやサルサダンス教室的なパフォーマンスが行われました。

次に登場したのは沖縄からリュウキュウノツカイの二人。

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JPOP系だけど沖縄特有のメロディーラインを使った楽曲を綺麗なハモで歌ってくれます。 ハイ・ハイ・ハイ・ハイヤ・イヤサッサ・・ 手売りでCDやグッズも販売していました。最近沖縄音楽がちょっと好きになったのでCDを購入。

youtu.be

 

さてさて次はTOOTARDという変わったグループです。

渋谷のEL SURというレコードショップの紹介文によると、、、

中東ゴラン高原から登場した国籍無きバンドが奏でるアラビック・デザート・ブルース!
今最もアクティヴなワールド・ミュージック・レーベルGlitterbeatから、砂漠のブルースを取り入れた新たなバンドが登場した。シリアとイスラエルの国境に位置するゴラン高原は、国際社会の批判を受けながらもイスラエルが長年に渡り占拠を続けている地域。その地に元々住んでいたムスリムの人々は国籍を持たぬまま小さな村落で暮らしている。そうした村落のひとつ、マジダル・シャムスを拠点とするトゥートアルジはレゲエ・バンドとして活動を始め、現地で大きな人気を得た。2作目にして世界デビュー作となる本作では、サハラ砂漠遊牧民トゥアレグの〈砂漠のブルース〉を大胆に取り入れたミクスチュア・ミュージックを披露。レゲエにロック、アラブ音楽やジャズも取り込んだ強靭なバンド・サウンドにのせ、一度も足を入れたことのない祖国への思いをアラビア語で歌う。国籍を持たぬ彼らのIDはこのサウンドだ!

 

youtu.be

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もしかしたらステージを見たいと思っても2度と見られないかもしれないバンドかも。

 

次に登場したのは、今日のメインゲストのMAYKEL BLANCO y Su Salsa Mayor というキューバサルサバンドです。人気実力ともにキューバを代表するグループ。

個人的にはキューバサルサは昔はもっと泥臭い感じだったように記憶しているがこのバンドは垢ぬけた現代風なサルサのように感じた。

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キーボードがバンマスのMAYKEL BLANCO。

ここまで来ると夜もふけてきて、招待ミュージシャンの方達はそろそろ飛行機の時間も考えなければならないようなので、このメインゲストがトリの前だったようです。

トリは福岡のサルサバンドPinto con Pintura。

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前二人、ヴォーカルのお姉さまがなかなかの迫力でした。サルサオンリーという感じでもなかったようです。

帰りの事を優先してこのバンドの途中で退却しました。そのおかげでゆっくりと帰れました。帰りの船からの百道浜地区の海からの夜景がとても綺麗でした。

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補足:私たちは早く会場入りして場所取りをしましたが、ゆっくり来てもお客さんが動けば椅子が空くという現象は多々見られましたし、レジャーシートやキャンプの折りたたみ椅子持参の方もいらっしゃいました。私の感覚ではお客さんは少ない。(思ったほど多くない、東京近郊でやったらとてもこれではすまないはず。)

食べ物と飲み物は会場内で調達可能で、逆に入場時に持ち物検査があり見つかると没収される可能性があります。結構しっかり持ち物検査してました。