東京女子流 睡蓮リリースライブ&生誕祭り 20170701
東京女子流が久々の単独ライブを2017年7月1日、銀座のヤマハスタジオで行った。このライブは新曲「睡蓮/water lily」のリリースイベントと山邉未夢、中江友梨、庄司芽生の生誕記念を兼ねたものだった。
会場は銀座ヤマハの地下にあり音響設備はバッチリだが、いかんせんキャパが小さい。(スタンディングでも250程度)
当日は落選者が多数出る激戦を勝ち抜いた、運が良いファンでパンパンの状態。
皆久しぶりのライブなので、始まる前からワクワク感が会場一杯に漂っていました。
17:30過ぎ1曲目の睡蓮がスタート。
映像とステージをシンクロさせた演出でいきなりファンからは感嘆の声が飛んでいました。
(YouTubeに配信映像をアップしてくれた人がいますのでご紹介)
当日のセットリストは以下のとおり。
睡蓮
眩暈
約束
Ready Go
追憶
Come On Hony(新井ひとみソロ)
Glow UP(中江友梨ソロ)
シェアハート(山邊未夢ソロ)
Illusion(庄司芽生ソロ、ダンスサポート:中江友梨)
WMAD
regret
mine
exsistence
ヒマワリと星屑
Attack Hyper Beat Pop
睡蓮(アンコール)
途中にメンバーのソロ曲を挟んだセトリは会場を埋め尽くしたファンにはサプライズ感もあり大受けでした。
特に中江友梨ちゃんのグロウアップは、伝説のお寺ライブ以来2度目の披露。お寺ライブは抽選で選ばれた15~20人しか参加していないので、始めた見る人が99%。友梨ちゃんファンには最大の贈り物になった事と思います。
Illusionは庄司さんのソロ曲で、ダンサーを従えてのパフォーマンス。ダンサーさんとのパフォーマンスも今までに2~3度しかやっていないので、かなりレアでした。しかもそのダンサー役をメンバーの友梨ちゃんが簡単ではありますが男装してやってくれました。(もちろんこれは本邦初です)女子流ファンとしてはたまらない演出です。
ファンクラブのみのライブだったこともあり、ソロ曲やIllusionのような演出を取り入れたんだと思いますが、私は高く評価したいと思います。
なまじ持ち歌数が多いので、ライブと言えば持ち歌を入れ替えながら行われてきましたが、それも特に古くからのファンには好評ではあるのですが、私は性格からか最近ちょっとそのパターンは飽きていました。
しかしこのような趣向、これをもっと広げてカバー曲や〇〇コーナー等音楽やステージを盛り上げエンターテインメントとして成立させるような挑戦をしてもらいたいものです。
女子流の将来を考える時に、ビジュアル、歌唱、ダンスと分けると歌唱とダンスは及第点はあげられるとは思いますが、もっともっと上手い人やグループは沢山あります。ビジュアルも悪くありませんが、これは人の好みの問題が大きいので他と比べての甲乙は付けづらいです。
しかし、ビジュアル、歌唱、ダンスが東京女子流という形で融合した時には彼女達独特のテイストを出しています。
融合した東京女子流という総合エンターテイメントで勝負してもらいたいです。それには本当に色々な挑戦をしてもらいたいです。
最初は少々下手でもいいと思っています。ミュージカル仕立てのコーナー、本格的なダンスバトル、オールディーズ(洋楽、邦楽)カバーコーナー等練習は大変だとは思いますがこんな挑戦が東京女子流を強く大きくすると思います。
8月から渋谷のMtレーニアで定期ライブが復活します。ここでどんな企画でステージをやるのか(最初の2~3回は復刻と銘打ったライブ)が東京女子流の将来に大きく影響するものと思われます。
脱アイドル宣言からの呪縛もやっと正式に解くことにしたようですし(完全に遅い)、この間の失われた2年のダメージは大きく、解消するには時間がかかるでしょう。今後はアイドルイベントを含め呼ばれた所には行く、参加したいイベントがあれば自ら積極的に営業をかける(これは運営の仕事)という体制になるらしいので、認知度を高めながら新趣向のライブにお客さんを引っ張ってこれることを祈るのみです。
ジェイディーズ 東京女子流 at幕張
2017年6月18日、前日の17日には幕張メッセで行われていた欅坂の握手会で発煙筒を焚いて誰かを殺してやると叫んだ男が捕まったその翌日、私は海浜幕張駅に降り立ちました・・・
幕張メッセで行われていた次世代ワールドホビーフェア'17 Summerのガンホーブースで行われたパズドラクロスイベントにゲスト出演したジェイディーズを観る為です。
ジェイディーズはカラフルジャンプをパフォーマンス。ゲストなので1曲のみでした。
ミニステージ近くは中学生以下の子供専用となっていましたが、ほぼ全員下を向いています。
はて・・何を・・
手元にはゲーム機が、そうです手元のゲーム機で一心不乱にゲームをやっていました。当然ノリなんか皆無。いかにもジェイディーズファンと思われる男性が4~5人(私を含む)その子供達の後ろに立っていました。
アニメのエンディングテーマにこの曲はなっているのですが、子供達は音楽には興味無し。まぁしかたがないかもしれませんね。
ジェイディーズは元気一杯、うさぎジャンプ、蛸ジャンプ、エビジャンプ・・をやっていました。
これを聞いて、イオン幕張新都心で行われる東京女子流の新曲(water lily)リリースイベントへ移動。
このブースを後にして出口に向かっている時に、出てきたメンバーと第三種接近遭遇したのですが、何せついこの間ファンの端くれになった者、顔が全くメンバーに売れてなくて、メンバーの誰も気付いてもらえませんでした。
幕張メッセからイオン幕張新都心までは徒歩で10分~15分。何せ巨大なイオンなのでどこでイベントをやるかによって所要時間が5分くらいは違ってきます。
ギリギリだったので、タクシーを拾い、「イオンまでお願いします。」
「凄い混んでるよ。何かやってんのかな」
「でも近いから混んでてもすぐ着くんじゃないですか」
「全然動いてないよ・・」イオンに通日道が見えてびっくり2車線ビッシリと車で埋め尽くされて徒歩の方が早いくらいしか動いていません。
思わず乗車して直ぐだった(50mくらいしか動いてない)けど降りて徒歩に切り替えました。(初乗りはしっかり徴収されました。千葉の運転手さんはしっかりしてる。)
イオン幕張新都心のイベント会場に着いたら、東京女子流の前のパフォーマーが歌っていました。ロッカジャポニカというスターダスト所属のアイドルグループです。観客はだいたい150人くらい。ゆったりと観れました。
ロッカジャポニカに続いて東京女子流が出てきて新曲のwater lily(睡蓮)や初期の代表曲(他のアイドルグループからもよくカバーされています)おんなじキモチ、鼓動の秘密、ロックユーの4曲を披露してくれました。
このイベントはFRESH!アソビなTV ~イオンモール幕張新都心~の公開収録の一貫として実施され、MCはくまむしと中江友梨(東京女子流)でした。
新曲のwater lilyは前週のイオンむさし村山でのイベントに続き2回目の披露。白の大人っぽい衣装でのパフォーマンスは、ファンからはほぼ絶賛。久しぶり観た方には賛否両論あったようです。
(注)これはジャケ写なのでステージ衣装は異なりますが、ステージ衣装も概ねこんなテイストです。
イベント終了後に特典会。ロッカジャポニカは握手会かと思って見ていると、握手しておらず、一人づつとお話しながら流れていくスタイルでした。変なファンもおらずスムーズに流れていましたね。
東京女子流はいつもの通りメッセージカードのお渡しORメッセージカードへのサイン(購入金額により選択)でした。
この2つの特典会が同時進行していました。
女子流メンバーからメッセージカードをもらう時に、「隣のロッカジャポニカさんと比べて皆な老けてるね。」と言ったらメンバーから一斉に反論を食らいました。(東京女子流には顔が売れているのでこれくらいの事は言えます。)
これでこの日の予定は無事終了。片道1時間20分ほどかけて幕張まで来た甲斐があった1日でした。
J☆Dee’Z ジェイディーズ
このグループの名前は知っていたが、数年前だったのでメンバーも若く(中学生くらいか・・)女の子が踊って歌っているなぁ~くらいにしか認識していなかった。
先日ひょんな事からこの動画を観てちょっと衝撃を受けた。
小さかったメンバーはいつの間にか3人(確か以前は4人か5人だったような・・)になり高校生になっていた。
しっかり歌が歌える。ちょっとリトグリのハモを想起させる所もあるし、ダンスもかなり本格的。それもそのはず踊れる子を選抜してそもそも結成されたグループ。
しかもバックには生バンド。
笑顔も可愛い。
NYCに武者修行に行かせてもらった時の映像は必見。
ガールズグループの中ではかなりクオリティが高いと思う。
しかし現実は厳しい。はっきり言って売れてない。SHOW BIZの世界は難しいものですね。〇KBの〇選挙が地上波で放送される一方で音楽性が高く可能性がある若いアーティストにスポットを当ててくれる番組は、深夜にちょっと存在するのみ。
6月17日(H29)に新曲(Melody)のリリイベが池袋のエソラHMVで行われたが、観客は100人くらい。でもステージで一生懸命に歌って踊るメンバーの顔には悲壮感は無く笑顔。おじさんはこれに感動しました。
歌もちゃんと歌えてダンスもこなす、、こんなグループは売れて欲しいですね。
私のブログの力(・・全然無いか・・笑)、微力ながら応援させてもらいたいと思います。
涙香迷宮 竹本健治 ネタバレ注意!
この謎解き、、いや、この本の場合は暗号解読、、これは凄い。
私はミステリーは好きだが、深く突っ込んで読む方ではないが、この「いろは」の暗号解きにはビックリした。
涙香なる人物も初めて知った。詳細はWikiに書かれているし、本書を読めばどれだけの人物であったかがよく解ります。
Wikiの中に
名前を分解すると「黒い」「悪い」「子」になるが、黒岩は本名に、涙香は愛読していた「紅涙香」に由来する。
とあったが、面白い解釈。
ストーリーはミステリーの一種の定番と言える2つの事象が一つに繋がる。この本の場合は、連珠 しかも旧ルールの連珠 というのがキーワードになっており、それを謎解きの天才であり、最年少本因坊の称号を持つ牧場智久と活発な彼女類子が一つ一つ紐解いていくというもの。次の展開が楽しみになるストーリーでした。
暗号謎解きは、いろは・・すべての仮名を重複させずに使って作られた誦文(ずもん)、更に涙香自身が作った鳥啼歌(とりなくうた)と高松塚古墳やキトラ古墳の壁画で有名な二十八宿を関連付けながら進んでいく。
私はここは流して読んだが、暗号好きな方はこれだけでも面白いと思われる。
竹本健治の作品も初めてよんだ。(ミステリ好きとは公言できないかも・・)
彼の過去の作品も読んでみようと思う。
震える牛
2013年の刊行の相場英雄氏のミステリーです。
読まれた方も多いことと思いますが、まずは粗筋を少々。
警視庁の継続捜査班のベテラン刑事田川は、2年前の中野駅前居酒屋強盗殺人事件の捜査を命じられる。金目当ての不良外国人に絞り込んだ捜査は暗礁に乗り上げており、田川は関係者の証言を積み上げて新たな容疑者をあぶり出した。一方でネットニュースのビズトゥデイに務める鶴田真純は日本最大のスーパーの裏の顔を追っていた。
この2人の捜査と取材が交わる人物が特定された。事件の裏側には加工食品の安全が大きく関連していた。BSE問題、食品偽装問題を扱った社会派サスペンス。
田川の操作と鶴田の取材が徐々に近づいていく所などは映画を観ているようなワクワク感がありとても面白かった。(WOWOWでドラマ化されたようです。)
本の中には食品加工業界の隠語である「雑巾」という表現が出てくる。文中なので本当の話ではないとは思うが、加工食品にはこれに結構近いものがあるようだ。本当なら激安ハンバーグは食べられない・・・
リバース 中村啓
中村啓(ナカムラヒカル)氏のリバースを読みました。
帯に書かれている評は以下の通りです。
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2016年8月、衆議院総選挙直前―。腹部を切り裂かれ、子宮を奪われた惨殺死体が発見された。被害者は分子生物学研究所に勤務する女性科学者。その左手には謎の刺青があった。警察庁の上條理事官と警視庁の宮島警部は異例の合同捜査に乗り出す。すると、被害者が“男性に子どもを妊娠させる技術”の研究を行なっていたことが判明する。連続殺人、赤い刺青、猟人猿ボノボ…浮かび上がる秘密結社の存在。社会を根底から揺るがす“日本再生計画”とは!?
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同じ作者の 鳥獣戯画 空白の絵巻 が面白かったので期待して読みました。
個人的な意見です。
古代からの血脈を継ぎ法も及ばない組織、キリスト教から異端として扱われてきた信仰に根ざす組織、それらの組織の野望、最先端生命科学、美しきハンター、主人公(警視正)と一課魂溢れる刑事が反発しながらも真相に迫って行くストーリー、裏切り…等々
ダビンチコードのほのかな匂いが、、
ハッキリ言って、私の好みです。
一つだけ言わせてもらえるのなら…
スッキリとしたエンディングにしてくれ!